とまと動物病院
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RESPIRATORY MEDICINE

呼吸器科

鼻から肺まで、呼吸に関わる不調を診療します。

呼吸器科のイメージ

ABOUT THIS DEPARTMENT

呼吸器科について

呼吸器科では、鼻、のど、気管、気管支、肺など、空気の通り道に関わる不調を扱います。咳、くしゃみ、鼻水、呼吸音の変化などが相談のきっかけになります。同じ咳に見えても、呼吸器の病気に加え、心臓などの病気が関係することもあります。

症状が出る場面や呼吸の様子、体力や食欲の変化を確認しながら原因を考えます。動物が苦しそうに呼吸している場合は、詳しいお話や検査よりも、まず状態に合わせた対応を優先する必要があります。

SIGNS & CONSULTATION

このような様子はありませんか

  • 咳をする・くしゃみや鼻水が続く
  • ゼーゼー・ガーガーなどの呼吸音がする
  • いびきが大きい・眠り方が変わった
  • 散歩や運動で息が上がりやすくなった
  • 呼吸が速い・胸やお腹を大きく動かす
  • 猫が口を開けて呼吸している

UNDERSTANDING THE CONDITIONS

主な病気と、診療の考え方

01

鼻・のど・気管の病気

鼻水やくしゃみ、呼吸音の変化、咳などが見られます。感染や炎症、気管虚脱など、空気の通り道に関わる病気を考えます。どの場所に問題があるかで必要な評価や治療が変わるため、症状の出方を確認します。

02

短頭種気道症候群

パグやフレンチブルドッグなどでは、鼻やのどの構造によって空気が通りにくいことがあります。いびきや運動時の息苦しさを体質と見過ごさず、普段の呼吸をご相談ください。状態によって外科的な対応が必要になる場合もあります。

03

気管支・肺の病気

猫の喘息や気管支の炎症、肺炎などでも、咳や呼吸の変化が起こります。似た症状を示す病気があるため、画像や経過などを合わせて判断します。治療は原因によって異なり、症状が落ち着いた後も管理を続ける場合があります。

CONSULTATION & EXAMINATION

診察・検査の考え方

呼吸器の評価では、呼吸の速さだけでなく、姿勢や努力の程度、音、体調の変化も確認します。苦しい状態のときは、無理に検査を進めない判断も大切です。

  1. 01

    症状の場面と全身状態

    散歩中、興奮時、睡眠中、食事の前後など、いつ症状が出るかを伺います。咳の動画や、落ち着いているときの呼吸の記録も役立ちます。

  2. 02

    聴診・画像などで評価

    呼吸音や心音を確認し、必要に応じてレントゲンなどの検査を検討します。炎症や全身状態を確認するため、血液検査を組み合わせる場合もあります。

  3. 03

    原因と負担に合わせた方針

    検査結果と症状の経過を合わせ、必要な治療や追加評価を考えます。専門的な検査や処置が必要となる場合の受診先についても、ご相談ください。

TREATMENT & DAILY CARE

治療と日常のケア

治療では、炎症や感染などの原因への対応に加え、生活環境を整えることも大切です。煙、香りの強い製品、ほこり、暑さ、過度の興奮などが負担になる場合があります。何が症状のきっかけになるかを観察し、気づいたことをお伝えください。

運動量や体重、首まわりへの負担についても、その子に合わせて相談します。人用の咳止めや、以前に処方された別の薬を自己判断で使わないでください。咳が減った後も、呼吸の様子や活動性を確認しながら経過を見ます。

BEFORE YOUR VISIT

ご来院時に、お聞かせください

  • 咳や呼吸音の動画、安全に撮影できた範囲の記録
  • 症状の出る時間・場面・きっかけと続く長さ
  • 散歩の様子、食欲、元気、睡眠中の変化
  • 飲んでいる薬、心臓病などの持病、周囲の環境の変化

QUESTIONS & ANSWERS

よくあるご質問

Q

犬の咳は、心臓病が原因ですか?

A

呼吸器の炎症や気管の病気などでも咳が出ます。咳だけで原因を判断せず、心音・呼吸音、画像、普段の様子などを合わせて確認します。

Q

いびきは、犬種の特徴として様子を見てよいですか?

A

短頭種などで見られることがありますが、運動を嫌がる、呼吸が苦しそう、以前より音が大きいなどの変化がある場合はご相談ください。

Q

病院では咳が出ません。どう伝えればよいですか?

A

安全に撮れる範囲で動画があると、症状を共有しやすくなります。いつ、何をしているときに出るか、回数や長さ、食欲や元気の変化もお伝えください。

参考情報:学会・大学の公開資料