とまと動物病院
0297-37-5437

CARDIOLOGY

循環器科

咳や疲れやすさなど、日々の小さな変化から。

循環器科のイメージ

ABOUT THIS DEPARTMENT

循環器科について

循環器科では、心臓や血管に関わる病気を扱います。咳が出る、散歩で疲れやすくなった、呼吸がいつもと違うなどが受診のきっかけになります。一方、症状が目立たない段階で、健康診断や聴診から異常に気づく場合もあります。

心臓病は、犬と猫でよく見られる種類や症状の現れ方が異なります。年齢や体格、これまでの経過、全身の状態を確認し、その子に必要な評価や経過観察を考えることが大切です。

SIGNS & CONSULTATION

このような様子はありませんか

  • 咳が続く・眠っているときの呼吸が変わった
  • 散歩の途中で休む・歩きたがらない
  • 呼吸が速い・胸やお腹の動きが大きい
  • ふらつく・倒れることがある
  • 食欲や元気が落ちた・体重が変化した
  • 健診などで心雑音を指摘された

UNDERSTANDING THE CONDITIONS

主な病気と、診療の考え方

01

犬の僧帽弁閉鎖不全症

左心房と左心室の間にある僧帽弁が十分に閉じなくなり、血液が逆流する病気です。初期には目立つ症状がない場合もあります。咳や疲れやすさ、呼吸の変化が見られることがあり、心臓の状態に合わせた継続的な評価が大切です。

02

猫の心筋症

心臓の筋肉に異常が起こる病気の総称です。肥大型心筋症などがあり、無症状のこともあれば、呼吸の異常などで気づく場合もあります。猫では症状が分かりにくいこともあるため、普段の活動性や呼吸の変化をお伝えください。

03

不整脈・そのほかの心疾患

心臓のリズムの異常や、生まれつきの構造の異常などもあります。ふらつきや失神などの症状が関わる場合もありますが、似た症状を示すほかの病気もあるため、症状だけで心臓病と決めずに確認します。

CONSULTATION & EXAMINATION

診察・検査の考え方

一般的な心臓の評価では、身体検査に加え、心臓の大きさ・動き・血液の流れ・リズムなどを調べます。必要な検査や実施方法は、診察時にご相談ください。

  1. 01

    問診と聴診

    咳や呼吸、散歩の様子、失神の有無などを伺い、心音や呼吸音を確認します。心雑音の有無だけでは判断できない病気もあります。

  2. 02

    心臓と全身状態の評価

    レントゲンや血液検査などで、胸の中や全身の状態を調べます。一般的には、心臓超音波検査、心電図、血圧測定などが必要となる場合もあります。

  3. 03

    経過に合わせた継続確認

    症状や検査結果を比較し、病気の進行や治療への反応を確認します。精密検査や専門的な対応の必要性も、その子の状態に合わせて検討します。

TREATMENT & DAILY CARE

治療と日常のケア

心臓病の治療や通院間隔は、病気の種類、進行の程度、症状、ほかの持病などによって異なります。診断されたらすべて同じ薬を使うわけではありません。処方された薬は指示どおりに使い、気になる変化や飲ませにくさがあればご相談ください。

日常生活では、落ち着いているときの呼吸、散歩で疲れるまでの様子、食欲や体重などを観察します。運動量や食事は、心臓以外の病気も考慮して決めます。ご自身の判断で極端に運動や食事を制限せず、その子に合う暮らし方を相談しましょう。

BEFORE YOUR VISIT

ご来院時に、お聞かせください

  • 咳・呼吸・ふらつきなどの動画や発生した状況
  • 散歩の距離や休憩が増えたなど、以前との違い
  • 現在のお薬とサプリメント、ほかの病気の情報
  • 過去の画像・検査結果、食欲や体重の記録

QUESTIONS & ANSWERS

よくあるご質問

Q

心雑音を指摘されたら、すぐにお薬が必要ですか?

A

必要な治療は、病気の種類や心臓の変化、症状の有無などで異なります。検査や経過の確認を行い、治療を始めるかどうかも含めてご相談します。

Q

元気に見える猫でも、心臓病のことがありますか?

A

症状が目立たない場合もあります。健診で気になる所見があった、呼吸や活動性が変わったなどの場合はご相談ください。聴診だけで分からない心臓病もあります。

Q

お散歩は続けてもよいですか?

A

適した運動量は病状や体調によって変わります。以前より疲れる、咳が増えるなどの変化があれば無理をせず、診察時に普段の散歩の様子をお伝えください。

参考情報:学会・大学の公開資料